もっと儲けるには?

ホウロクシギ撮影YT氏

 今年の梅雨は比較的過ごしやすい気がします。
もうすぐ僕の好きな7月です。
その後は夏休みのある8月(あたりまえだろ)
前にも書いたのですが猫を預かってます。
なかなか僕にはなつきません。
いつも一定の距離をおいて、隅から顔を出して僕をじっと観察してます。
まるで「家政婦は見た」の猫版です。 
 さて本題です。
「いくら儲かったのか?」
を計算するのが財務会計です。
それに対して「どうすればもっと儲けることができるか?」
を考えるのを管理会計といいます。
 損益計算書で最初に出てくる利益は売上総利益です。
売上総利益は粗利ともいって会社の儲けの源泉です。
下記の算式で計算します。
a売上高−売上原価=売上総利益
売上高は以下の算式で計算できます。
b売価×売上数量=売上高
売上原価は以下の算式で計算できます。
c仕入れた値段(仕入値)×売上数量=売上原価
この計算式は利益が出る仕組みの基本中の基本です。
この式から会社がより儲ける方法は以下の3つであることがわかります。
・もっと高い値段で売る
・もっとたくさん売る
・もっと安く仕入れる
 世の中なの経営本は、すべてこの3つを追求してます。
原則はシンプルなのですが実際の経営は一筋縄にはいきません。
この3つがかなり複雑な方程式で入り組んでいるし、その要素は無数だからです。
その上、それに時間軸と競合関係が入ってきます。
でも、だから管理会計は面白いのです。
【今回の推薦本】
富田一彦著「試験勉強という名の知的冒険」
こういう本があるんだなあ。
もう忘れていた、なんとも懐かしい世界。
テーマは「<問題>は野に咲く花ではない」
もう受験勉強には縁遠くなってしまった僕のような人間にも楽しめる「知的」な試験をクリアーするためのエッセンスが詰まっています。
 筆者は代ゼミの名物講師(?)らしい・・。
でる単」(これを知っている人は僕と同世代)の森一郎を思い出しました。
http://www.amazon.co.jp/%E8%A9%A6%E9%A8%93%E5%8B%89%E5%BC%B7%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%90%8D%E3%81%AE%E7%9F%A5%E7%9A%84%E5%86%92%E9%99%BA-%E5%AF%8C%E7%94%B0-%E4%B8%80%E5%BD%A6/dp/4479190511
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)