居住用財産の買換損失

ギンムクドリ撮影YT氏

 確定申告シーズンです。
普通の会計事務所は超繁忙期です。
でも当事務所は法人会計と法人税務が中心の事務所なので「いつもよりは忙しい」という程度です。個人事業は少なくて譲渡所得や不動産所得がメインです。
 とくに今年多いのは譲渡所得です。譲渡といっても利益が出てるのは極一部。
意外に多いのが居住用財産の譲渡損失を給与所得と損益通算して源泉徴収されている損失を還付してもらう申告です。
この申告は損失額にもよりますが、多くの場合はかなりの税金が還付になります。
 損益通算というのは「所得から損失を引いて税金を計算する」ことです。
でも、たまたま僕の知り合いだから相談してくれて申告で税金が戻ってくるわけです。
この制度を知らなかったり、知っていても手続が分からずにそのままにしている方も多い気がします。
制度の内容を知りたい方は下記のURLを読んでくださいね。
この制度は、住宅借入金の控除と併用できます。
確定申告は、まだまだ間に合います。
手続がよく分からない方は当事務所にご相談くださいね(宣伝かよ!)
居住用財産の買換等の場合の譲渡損失について - 栗山税務会計事務所栗山税務会計事務所
【今回の推薦本】
今回は一押しです。
池田信夫著「イノベーションとは何か」
久々に繰り返し読みたくなる本に出会いました(といっても読んでないけど)
いま指折りの論客が分析するイノベーション
思えば僕のような古い人間はイノベーションというと製品をイメージしてしまいます。
 でもイノベーションもハードからソフトへ、そしてプラットホームの市場へと変化を遂げてきたようです。
 イノベーションとは人類の希望なのです。
「希望は、地上の道のようなものである。もともと地上に道はない。
歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」
魯迅
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8B-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E4%BF%A1%E5%A4%AB/dp/4492502270
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)