ことし始めてのブログです。
平成２４年を迎えて、今頃になってスタディが必要なのが平成２３年度税制改正。
公布が平成２３年１２月２日と異例な税制改正だったためです。
結局、昨年の重要な税制改正法案のうち改正されたのは法人税関係だけでした。
でも、もう忘れてしまっていますよね。
法人税の実行税率を５％下げるということでした。
税理士にとってこの改正で中小企業にもっとも重要なのは中小法人の減税率です。
平成２４年４月１日から開始する事業年度の軽減税率は１８％から１５％に引き下げられます。これは３年間の時限措置になります。
でも年末のブログに書いたように１０％相当額の「復興特別法人税」が付加されるので実質は１６．５％ということになりますね。
結果はほんの少しだけ減税ということです。
さて、その後は大増税時代がやってきます。
今から自衛策を考えなきゃいけませんね。
【今回の推薦本】
城山三郎著「逆境を生きる」
こんな時代だから、こういう本が読みたくなります。
「苦境にあっても
自らの信念を貫いた
男たちの生き様を通して、
人間の＜真の魅力＞
とは何かを問いかける講演録。」
だそうです。その講演は、
「私は、逆境にさからうようにして生きた・・・戦前の大不況を敢然と生き抜いた三人の男たちに興味を持っています。その御木本幸吉、広田弘毅、浜口雄幸の三人が、同じ場所に居合わせたことがありました。」と始まります。
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