最近よく考えます。
事業とはお金を投入して、より多くのお金を回収すること。
投入するお金には自分のお金と他人のお金があります。
これを会計用語では純資産と負債といいます。
支払う利息よりも儲けが大きければ自分のお金はどんどん増えていきます。
１０００万円投入して１００万円儲かる場合を考えてみましょう。
事業を全部自分のお金でやると利益率は１０％です。
この事業を自分のお金を１００万円にして９００万円は利息３％で借り入れるとします。
儲けは１００万円から利息２７万円（期間は１年間とします）を引いた７３万円。
利益率は７３％にもなります。
これをレバレッジ（てこ）効果といいます。
すごく儲かりますね。でも、あるとき銀行は突然９００万円を返せ、といってくることがあります。でもお金は事業資金で使ってしまっているので手元にはお金はありません。
資金を引き揚げられてしまうと黒字でも倒産します。
「おできと中小企業は大きくなると潰れる」といわれますが、これは分不相応に拡大すると借入金比率が高くなってしまうためです。
経営はホントに難しいです。でもやりがいもありますね。
【今回の推薦本】
落合信彦著「世界を変えた巨人たち ＩＦ」
じつは落合信彦の本を読むのははじめて。
なんとなく敬遠してました。
「もしケネディが暗殺されていなかったら・・・」
誰もが覗いてみたい世界です。もちろん誰にもわかりません。
ただ本書のような形式をとった方が、時代背景や人物像がわかりやすくなります。
そしてなんといっても面白い。
たまにはこういう本を読んで、空想に浸るのも悪くないですよ。
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