やっぱり中小いじめ?

イカル撮影YT氏

 やっぱりなあ・・・
法人税は下がるけど。
同族会社向けの増税とセットになる。
以前のブログに書きました。
 3月2日の日経新聞の記事。
「中小の節税縮小検討」の大きな見出し。
・中小企業は経営者の妻や子どもを従業員にして給与を支払い、税制上の損金として扱うことがある。
・経営者が受け取る給与を企業の損金として計上して法人税の課税所得を減らせる。
・経営者は自身の所得税で給与所得控除を受けることができる。
・欠損企業のほとんどは中小企業だ
 これらのことが「けしからん」という議論になっているわけです。
どれも、これも中小企業の経営者からすると当然の話。
中小の収益力は低く、極端な節税ができるわけじゃありません。
当然の話を無理矢理「課税対象」にすると、かならず複雑で不公平な税制になります。
このことは過去の税制改正の歴史が証明しています。
【今回の推薦本】
 久保田章市著「二代目が潰す会社、伸ばす会社」
 会社を二代目に承継するときの教科書のような本。
著者はもと銀行マンで現在はビジネススクールの教授。
会社経営の入門書としても使えます。
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