法人税減税反対なんちゃって

アカショウビン撮影YT氏

 暖かくなりましたね。
ここんとこ難しい案件が多くて対応に追われてます。
海外法人の日本法人設立支援。
健康産業から事業譲渡を受けた法人の立上支援。
海外親会社からのリストラ要請(値引要求?)の対応
分割承継法人の給与拡大促進税制税額控除の計算。
そして腰痛による整形外科通院(とほほ)
そんな日常の中、悪い予感が的中しそうなのが「法人税率下げの代替財源」です。
政府税調の改正(改悪)案の中で問題なのが次の三つ。
・繰越欠損金の控除限度額縮小
・中小法人課税の強化
・外形標準制度の拡大
 要するに法人税率を下げる財源は、赤字法人課税と収益力の低い中小法人課税強化なわけです。減税するなら、この増収分は除いて減税すればいい。
かつてアメリカの圧力で大店法が改正になったために地方の商店街はシャッター街ばかりになりました。また同じような愚をおかさないことを願うばかりです。
【今回の推薦本】
 田原総一朗著「私が伝えたい日本現代史1934-1960」
あらためて田原総一朗が伝えたいのは満州事変から日米安保までの現代史。
なぜこの時期なのかは、この時代を知れば今がわかるから。
 昭和は遠くなったけど、この時代は、なぜか現在とオーヴァーラップします。
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