営業権と税金

ウミネコ撮影YT氏

 今日は8.8ですね。
息子の誕生日だなあ。
何もしてあげないけど(してあげろよ!)
さてと・・・
 のりろうのお父さんが電器屋を経営してます。
ある日、大手の家電量販店がやってきて・・
「いいお店ですね!当社に営業を譲っていただけないでしょうか?
もし譲っていただけたら5億円の営業権を払います」といわれました。
この事業は5億円の価値があるわけです。
お父さんは断ります。
「いやあ、この店は長男ののりろうに承継させるつもりなんで・・」
 ある時期がくるとお父さんはのりろうに後を継がせます。
うまく商売を続けるとのりろうは大金持ちです。
でも、後を継いだときに贈与税が課税になる。
・・なんて誰も思いません。
税務署だって課税しようとは思っていません。
税金が認識できるのは取引慣行のあるものだけだからです。
これが不動産だったら、かならず贈与税が課税されます。
思えば不思議な話です。
 当然だと思うかも知れませんが・・・
これが税務の難しいところなんです。
【今回の推薦本】
 海部美知著「ビッグデータの覇者たち」
文系人間にはどうにもわかりすらいビッグデータの世界。
本書は「読み物風」
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です。来週は夏休み)