相続税は大増税

キリアイ撮影YT氏

 先週の土曜日は仕事だったので、夕方になってから花見に出かけました。
公園に着いたら、熱燗娘をいっぱい飲んだだけで小雨が降ってきて中止です。
熱燗娘をせっかく2本も買ったのになあ。
残りの一本は来年かなあ。
 ところで来年というと気になるのは相続税の改正です。
税制改正大綱をかいつまむとこうあります。
相続税格差是正の観点から、非常に重要な税です」ふむふむ。
「バブル期の地価急騰に伴い、基礎控除の引上げや小規模宅地等の課税の特例の拡充が行われました」そうでした。
バブル崩壊後、地価が下落したにもかかわらず、基礎控除の引下げ等は行われてきませんでした。
そのため、相続税は100 人に4人しか負担しない構造となり、最高税率の引下げを含む税率構造の緩和も行われてきた結果、再分配機能が果たせているとは言えません」
 因みに最高税率は70%から50%に引き下げられました。
でも50%でも結構高いと思います。
こんどは100 人に何人課税するのでしょうか。
格差是正の観点から、相続税の課税ベース、税率構造の見直しについて平成23年度改正を目指します」
格差是正の観点からというのがミソですね。
う〜ん、やっぱり大増税だ。
【今回の推薦本】
鶴見俊輔著「言い残しておくこと」
 鶴見俊輔の本は、何故か読んだことはなかった。
だから鶴見俊輔後藤新平の孫だったことも始めて知った。
鶴見俊輔と親しかった小田実開高健は随分読んだ。
 でも世代が違うので、読んだのは彼らが活躍していたずっと後のこと。
みんな「べ平連」つながりだったのを知ったのは、そのまたずっと後。
 私の年代でよく分かっていないのだから、若い人は知るはずもない。
生きているうちに語る遺書のような本が出て、無性に読んでみたくなった。
古き良き60年代の熱気と情熱にあふれていて、当時の空気が懐かしくなった。
 その鶴見さんも今年で88才、まったくもって光陰矢の如しだ。
http://www.amazon.co.jp/%E8%A8%80%E3%81%84%E6%AE%8B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%81%93%E3%81%A8-%E9%B6%B4%E8%A6%8B%E4%BF%8A%E8%BC%94/dp/486182270X
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)
いつも掲載させていただいてる鳥の写真。
気分転換にいいです。
でも残り枚数がすくなくなってきました。
(自分で撮れよ・・・無理だし)