新年度のモノローグ

コヨシキリ撮影YT氏

 最近感じたこと
 その1 相次ぐ法改正で、日本では消費者金融商工ローン信販のビジネス事業を成り立たなくしてしまった。
まるでシェイクスピアの「ヴェニスの商人」に出てくるシャイロックの裁判のようだ。
 その2 日本経済新聞の夕刊に北山修が履歴のようなものを連載している。
いまだにザ・フォーク・クルセイダーズのイメージが強いが、自切俳人のころを知っている人は少ないんじゃないだろか。
 我が家のガキンチョが「おらは死んじまっただ〜」と唄っていたのには驚いた。なんせ1967年の曲だ。
説教している「神様」が北山修だ。因みに、この曲の続編は没になっている。
その3 同じくの日経私の履歴書ユニチャーム創業者の高原慶一朗さんがこう書いていた
「人間とは弱いモノで、日々の仕事に忙殺されると、変わりたくない、やりたくない、責任を取りたくないという易きに流されがちだ。これを根絶するには“今日の最高はあしたの最低”と毎日のように念じることだ」
 ズキッときた。反省・・・(猿でもできるか)
【今回の推薦本】
坂田薫著「社長さん!あなたの資産と会社を守る最後の一手、教えます!」
 やたらと長いタイトルの本書は、赤字で資金繰りに困っている会社の社長さんのための本です。どこで企業は倒産となるのか。
 「破たん」と「期限の利益の喪失」そして「倒産」。
キーワードは「期限の利益の喪失」です。
民事再生なんて中小企業には役に立たない。
赤字会社は、リスケでは何も解決しない。
これが現実です。
 どういうときにブラックリスト(事故情報)に乗ってしまうか。
代位弁済、返済等の延滞、破産手続開始、民事再生手続開始、手形の不渡りなどで氏名、生年月日、勤務先、性別、電話番号、郵便番号などの個人情報が信用情報機関に共有される。
 事故情報に乗るとどうなるか。
たとえば、官報情報と呼ばれる破産では、10年間登録されているので、その間に新規融資を受けたり、クレジットカードを作るのは難しくなる。
 「破たんする前に何をしておくべきなのか」を考えなければいけません。
 弁護士や税理士には書けない本です。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)