例えばこんなこと

アカゲラ撮影YT氏

 仕事で、どんなことを悩んだりしているかというと・・例えばこんなこと
仕入のときにお金ではなくポイントで支払う
 仕入の計上時期はいつなんだろ
 いくらで仕入を計上すればいいんだろ
・香港の法人から国内の土地を買った
 源泉を預かる義務はあるんだろうか
 税務調査で源泉税の預かりもれを指摘されて納税した。取り戻す方法はあるだろうか。
 香港法人は法人税の申告はできるんだろうか
・インターネットで画像を仕入れてダウンロード販売をする
 画像作成者に仕入代金を払うときに「源泉は必要だろうか?」
 著作権の報酬に該当するんだろうか
債務超過の子会社を吸収合併したい
 会社法では可能になったが税務上は本当に問題はないか・・
株式交換で100%子会社にした後に吸収合併をした
 子会社の繰越欠損金を引き継いでいいんだろうか 
 もっとも税務の問題を解決しても、業績が悪化してしまうと元の黙阿弥。お客様の成長発展のために少しでも貢献したい。
 最近は巷に悲観ムードが漂っているけれど、将来を明るくするのが経営者の仕事。明るく、前向きに、そして意欲的に考えたいものです。

「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しくなるのだ。怖いから逃げるのではない、逃げるから怖くなるのだ」ウィリアム・ジェームズ
 【今回の推薦本】
 山田有人著「最強の経営参謀」
 この本は、実に実践的な会計学の本です。
 第1編では「経理機能は経営のためにある」「会計学は実践規範である」ということを実在する世界で活躍する「経営参謀」の具体的事例を基に解説し、第2編以降は「CFOという職業」「会社は誰のものか」「新しい時代のCFO」と続きます。

 とくに面白いのは第1編ですが、学生の方や、新社会人、そして会計の知識をいかにつけていくかと考えている方には第2編以降が示唆深いかもしれません。
 プロローグにはこう記されています。
「(熱気球に関する挿話の後で)企業を経営するにしろ、熱気球を操縦するにしろ、その前提として、正確な情報を入手することは不可避である。しかし、米国の若者が憧れるCFOがクラークと違うのは、その情報をどのように使うか知っているためである」

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