国際課税の実務

カラシラサギ撮影YT氏

 世界は狭くなりました。
税理士も国際課税の実務知識が必要になってきています。
町医者のような「よろず相談の税理士」を標榜してます。
いろんな相談をいただきます。
・ハワイの別荘を売却したい。
 課税関係はどうなるか?
・中国の会社とジョイントしたい。
 どういう取引形態にすべきか?
・中国法人の日本支店。
 申告はどうすればいいか?
アメリカの100%子会社。
 当社が親会社のPEとして認定される可能性はあるか?
どれも、これも厄介です。
 会計も税務もボーダーレスになったけど、税法や租税条約は国によって違うからです。
アウトバウンドの問題は対象国や個別の事情によって、異なってきます。
インバウンドの問題は国内法と租税条約の解釈が基本になります。
【今回の推薦本】
 坂本孝著「俺のイタリアン 俺のフレンチ」
 飲食にたずさわっている方には是非読んでほしい本です。
凡庸な表現ですが「ものすごく勉強になりました」
飲食業の経営書でもあり、管理会計の実践本でもあります。
 出版社が「商業界」というのが渋い。
天賦の事業家が「利他の心」で実践する競争優位の戦略。
お店にいきたい気分です。
でも、なかなか機会がありません。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)