類は友を呼ぶ

ハジロカイツブリ撮影YT氏

 先日、ヘッドハンティング会社を経営しているある著名な経営者の方が事務所に来てくれた。

部下のアシスタントの方が、ホームページを見て興味をもってくれたそうな。
 やり手の経営者の方は、みんな、なんとなく共通のオーラというか雰囲気というか人を引きつける空気がある。
そして類は友を呼ぶ・・・ということでベンチャー経営者同志、気が合うらしくて交流がある。
 これは専門家の世界でも似たようなところがあって、証券会社でもベンチャーキャピタルでも会計士でも、驚くくらいプロフェッショナルの世界は狭い気がする。

 いつも知り合いの知り合いは友達だ。
 先に触れた経営者の方と、ひとこと、ふたこと話していて思わず、こう口にした。
「おそらく共通の知り合いの経営者の方がいると思いますよ」
 後日、その会社が出版している本をもらった。
 なんともユニークな本で、その会社と交流のある経営者に書いてもらった格言を取りまとめてカレンダーに仕上げている。
 パラパラとめくってみると、知っている経営者や専門家がいるわいるわ。
 知り合いは、どんどん成長するし、有名になっていきます。
躁鬱病持ちで人見知りの私は「うん。こんなもんだろな・・・身の丈経営も大事だもんな。でも・・・もう少し頑張らなきゃ・・」(ぶつぶつぶつぶつ独り言)

【今回の推薦本】
 ポールR.クルーグマン著「クルーグマンの視座」

 オバマ政権が誕生したこともあって、最近はリベラル派の学者や論客の活躍が目立つ。
 経済学ではなんといってもクルーグマンのようだ。
 ご存知の通り2008年度にノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学教授だが、訳者前書きによると、ニューヨークタイムズのコラムを拠点にリベラル派の論陣を張ってきたそうだ。筋金入りのケインジアン
 かくしてオバマグリーンニューディール
 でも、そのあとに財政再建プログラムを本当に貫けるか否かが問題な気がする。
 本書はハーバード・ビジネス・レビューに書いた経済論文から構成される。
 ノーベル経済学賞の教授が書いた論文だと、難解そうで思わず身構えてしまうが、案外読み安くわかりやすい。
今後のオバマ政権の経済政策を予想するにも格好の書ではなかろうか(なんちゃって)

Amazon CAPTCHA
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)