上場日記(最初の決算)

ゴジュカラ撮影YT氏

 気がついたら・・5月最後のブログ。
今日は先々週の日記の続きです。
津島社長の話は続きます。
社長「証券会社、監査法人、IR会社、ベンチャーキャピタル、生命保健会社すべて一流の会社の最も優秀な人材を採用します。上場後は、金融、不動産、人材派遣にも事業展開します。経済研究所も設立する予定です。」
話がどんどん大きくなります。
僕のバックボーンは管理会計です。
ベンチャー経営者は大好きです。
だんだんやる気がみなぎってきます。
私「分かりました。一流の人材と質の高い仕事ができるんですね。上場まで週3回くらい訪問します!仕事の依頼があっても上場支援中心で考ます。」
 つい経理の実情も確認せずに受託してしまいました。
ところで、ここの経理はしっかりしているのだろうか?
ライズ社の決算月は5月です。
大丈夫なのかなあ。
ふと漆黒の闇に向かって走り出したような、漠然とした不安が胸をよぎります。
いや,こんどこそ大丈夫だろう・・・
(この日記はフィクションです。特定のモデルはありません)
【今回の推薦本】
 瀬木比呂志著「絶望の裁判所」
愉快な内容じゃないけれど、読んでおいた方がいい書籍です。
東大法学部在学中に司法試験合格。裁判官として東京地裁最高裁等に勤務した元エリート裁判官の司法制度告発の書。
 「まだ最高裁がある」で有名な『真昼の暗黒』は1956年のに公開された冤罪事件を描いた日本映画でした。
司法改革はどこへいく・・。
『絶望の裁判所』(瀬木 比呂志):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)