前向きに、前向きに

オオセッカ撮影YT氏

ある社長「もう申告書はできましたか」
ある税理士「はい。お陰様で決算と申告手続はほぼ終わりました」
ある社長「いやあ、じつわ・・」
ある税理士「えっ!何かありました?」
ある社長「いやあ、すいません。前期の請求書が出てきたんですよ」
ある税理士「え〜っ・・いくらの請求書ですか」
ある社長「30万円くらいの外注費なんですけど」
ある税理士「じゃあ作り直しますか?(とほほ、決算書も申告書も作り直し・・・)」
ある社長「お願いしますよ」
ある税理士「分かりました(なんで、いまごろ)」
 みなさん!請求書管理はしっかりやりましょう
(お願いだからさ・・とある税理士より。私じゃありませんよ)
 閑話休題
 どうも経済状況は負のスパイラルという傾向がになってきました。マスコミの論調も消費者心理も、かなり悲観的です。未曾有の大不況、とか100年に一度とか。
「そんなの関係ね〜い」なんていったら村八分にされそうな雰囲気さえ漂います。
弱気が弱気に拍車をかけています。これじゃ株価も下がる一方です。
 経済の好不況が極端になってきた気がします。これも暴走する資本主義のせいでしょうか。
 こんなときこそフランクリン・ルーズベルトの言葉をあらためて噛みしたいものです。
「我々が恐れなければいけないのは、恐怖そのものだけだ」
 経営者は常に元気でなければいけません(お前はどうなんだよ!)
 なにごとも前向きに、前向きに考えたいものです(と自分にいいきかせる)
【今回の推薦本】
 池上彰著「そうだったのか! アメリカ」
 何度も推薦している「そうだったのか!シリーズ」
 今度はアメリカです。
 中国はお隣の国、そしていちばん馴染みがあって、いちばん不可解な国がアメリカです。
 冷戦が終わっても、世界の政治は更に混乱を深めた感があります。それは、さしずめジョージ・ブッシュアメリカが「どらえもんのジャイアン」のように振る舞ってしまったことが原因のような気がします。
 でもジョージ・ブッシュの政策は、唐突に突然生まれてきたわけではなく、アメリカの国が内包している外交政策でした。オバマになっても基本的には変わらないと思います。
 それでもアメリカが魅力的なのは、民衆主義も根付いているからです。それを支えてきたのは「健全なメディア」でした。
 過去には、ワシントンポストのキャサリン・グラハムやCBSの特派員エドワード・マローなど体を張って「報道の自由」を守ろうとした人たちがいました。
 宗教国家であり連合国家であり、帝国主義・・本書を読み終わっても「アメリカ」はよくわかりません。
 もともと「移民の国」であり、移民の国ゆえに人種構成も思想信条も常に変わっているのがアメリカです。オバマも移民の子孫です。
 鎖国主義の日本人には理解できない現象です。多様で自由で変化にとんでいて、不思議で理解できない国がアメリカそのものなのかもしれません。
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今回はもう一冊
修行憲一著「プロフェッショナルストラテジー
著者はグッドウィルキャリア代表取締役を経てヒューマンリソース事業を営む株式会社ジェイブレインを設立された修行憲一さんです。
 「修行」さんという名字からしインパクトがありますね。
 頂いた本なのですが、何となく数ページめくったいたら、いつのまにか最後まで読んでいました。15万人のキャリアプランニングを支援した著者ならではの視点でプロフェッショナルになるための条件と構築法、そして気構えを説いてくれます。
 そうです。生き残るためにはプロにならなければいけません。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)