会社が利益を増やす方法は２つしかありません。
ひとつは、コストダウンをしたり、商品構成を変えて限界利益率（収益性）を高める方法です。簡単にいうと同じ物を安くつくるか、もっと儲かる商品を売るかです。
もうひとつは、収益性を下げてでも、より多くの売上を上げて、在庫の回転率（効率性）を高める方法です。
マクドナルドのように、商品を安くして、わっとお客さんを増やす手法です。
とにかく、たくさん売る方法です。
往々にして、中小企業は後者の戦略を選択して失敗する例が多いように思います。かなり疲れるし、失敗したときのリスクも高くなります。
私にいわせると後者は強者の戦略です。中小企業は徒に量を求めるべきではなく、徹底的に収益性を高めるように差別化を図るべきである、というのが私の持論です。
【今回の推薦本】
田坂広志「使える弁証法」。山浦邦夫さんというユニークで鋭い税理士の先生がメルマガで推薦していたので、購入してみたのですが・・・、この本、使えます。哲学なのに、実践的です。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)
