たまには診断士

ウチヤマセンニュウ撮影YT氏

 子どもを見てると「夏休みだなあ」と思います。
沢ガニを飼っているのも夏だからでしょうか。
いつだったかカブトムシを何匹ももらったことがあります。
カブトムシって夜行性なのですね。
夜中になると虫かごがに飛んだカブトムシがぶつかって騒々しいこと。
でも、いまどきの子どもたちは塾があるから大変です。
 ところでお父さんも勉強です。
昨日、中小企業診断士の理論政策更新研修でした。
今年のテーマは「中小企業の国際化支援」
副題は「アジアの成長機会を取り込む」
中小企業も国際化です。
でも、なんか机上論のような気もしてしまいます。
国際化は、中小のマジョリティーには縁遠い気がする話です。
 でも元気な会社は元気です。
理論政策はともかく、実例を聞くと元気も出てきます。
会津米をブランド化して香港や台湾に輸出している会社
旭川ラーメンシンガポールに店舗展開している会社
(なぜか東京には出店しない)
稼働率95%、9割以上が個人旅行の外国人という旅館
 具体的な成功例を勉強してみると「国際化もITも目的ではなく方便(手段)」
というあたりまえの事実に気がつきます。
何かの経営書にありました。
・われわれの事業は何か
・顧客は誰なのか
・現実の顧客は誰か
潜在的な顧客は誰か
・顧客はどこにいるか
・顧客はいかに買うか
・顧客にいかに到達するか
・顧客は何を価値あるものとするか
 (今日は推薦本に続く)
【今回の推薦本】
波頭亮×冨山和彦「プロフッェショナルコンサルティング
若かった頃、戦略コンサルタントにあこがれたことがある。
僕にはとても無理だ、と悟って税理士になった。
筋肉を鍛えるのは大変だけど、脳を鍛えるのはもっと大変。
この本を読むと、鍛え方が手ぬるいことがよく分かる。
「積み重ねが大きな差になる。これは運動と同じで、頭を使い続けた10年間と、そうでないのとは、頭の体力に決定的に差が出ます」
アルコールと中性脂肪ばかり積み重ねちゃ駄目ですね・・・
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-%E6%B3%A2%E9%A0%AD-%E4%BA%AE/dp/4492556915
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)