ここんところのこのブログ。
テーマと内容がちと固い。
不景気と株安のせいに違いない。
でもって本日も固め・・。
経営成績をよくするには「売上を上げる」か「費用を減らす」しかない。
このブログでも何度も書いた。
売上を上げる方法は「たくさん売る」か「高く売るか」
こんなこと経営者なら誰でも知っている。
とりわけ個人事業や中小企業にとって大切なのは「高く売る」こと
「たくさん売る」には、多額の投資が必要だし、一般消費者向けのビジネスになる。
コモデティー(もしくは定番商品)をたくさん売るには「安くするしかない」
安く、大量に売るのは資本力のある会社に敵うはずがない。
人件費も安く抑えなきゃ安くできない。
「エブリディーロープライス」の「ウォルマート」の給与が安いのは有名な話。
経営者自らが働く中小が低価格で勝負するのは自分の首を絞めるようなもの。
じゃあ、どうするか・・・
「ランチェスター戦略」が本質を突いている気がする。
製品でも、市場でも徹底的に差別化を図る。
事業範囲(ドメイン)を決め、その分野で経営能力を徹底的に磨き上げる。
会社一丸となって徹底的に知的武装する。
「学問に王道なし」地道に努力するしかない。
おおおホントに固い(こんなブログ誰も読まないよ)
【今回の推薦本】 草間俊介・畑村洋太郎著「東大で教えたマネー学」
みんな知ってるようで知らないのが「お金の話」。
この本は、これから社会人になる東大生向けの講義をまとめた本だが、年輩の方にも是非読んで欲しい本だ。
この種の本は随分読んできたが、本書は単にマネー学ではなく社会の基礎からじっくり学べる。
経済の本質から語っているので内容が示唆に富んでいる。
まず大事なのは何のためにお金を儲けるのか、そしてどのように使うべきなのか、ということだ。本書は、お金と人生、稼ぐ、使う、借りる、貯める・備える・もらう、増やす・投資する、お金と日本経済の七章から構成されている。