いよいよ総選挙。
高校時代の同級生が立候補してるけど、何票くらい取れるんだろ。
ということで、本日の話題。
哲人Solonさんと税理士Kの会話です。
Sさん「国際会計基準って税理士の仕事に関係あるの?」
K「あのねえ、仕事で疲れてるんだから、いきなり難しい話題はやめようよ」
Sさん「なんか最近、“グループ経営”という言葉もよく出てくるよね。国際会計基準とグループ経営は関係はあるの?」
K「だから僕を含めて税理士は殆どが鎖国主義者で連結は大嫌いなんだから、詳しくないんんだよ。それよりノリピーのドラッグはショックだったよね」
Sさん「鎖国主義者ってほんとかよ!それでグループ経営って何?」
K「ノリピーの話はなしかよ!ガンダムなら乗ってくるくせに。う〜ん、グループ経営ってのは会社グループ全体で経営戦略を策定したり執行するマネジメントの仕組かな〜」
Sさん「ふむふむ。コーポレートガバナンス(企業統治)もグループ全体の視点で考える訳だね。
持株会社の解禁とか連結中心の開示制度とか会社法や組織再編制度、連結納税制度など法制が整備されたこともあって企業グループの一体的運営が加速してるよね」
K「(そうだったのか!)そ、そ、そういうことだよ」
Sさん「そう考えると日本企業も海外に現地子会社をいっぱいつくってワールドワイドに経営してるわけだから、海外現地子会社を束ねたグループ経営を考えるには国際会計基準が大きく影響してくるよね」
K「そ、そ、そういうことだよ(しまった!Solonは開国主義者だった)」
ということでSolonさん、突然の出演ありがとうございました。
【今回の推薦本】
ナシーム・ニコラス・タレブ著「ブラックスワン上・下」
この本は凄い。
何が凄いって発売以来「書評欄」で取り上げられ方が半端じゃない。
なんか読まないといけない気になってしまうほど。次に著者の経歴が凄い。
あのレバノン生まれで文芸評論家で、実証主義者でおまけにデリバティブ・トレーダーだとか。
さらにマサチューセッツ工科大学で不確実性科学を研究しているんだそうな。
たしかに本書の内容も「不確実性とリスクの本質」を徹底的に論じていて知的欲求に答えてくれる。
でも、正直にいうと、この本を読みこなすには相当の教養が必要です。
流し読みするのも、それなりに楽しいのですが・・。
この分野の本ももっと読まなきゃ駄目ですね。
教養人のSolonさんやいつもお世話になってる博学のTさんなら、読みこなせるんだろうな・・。