上場日記(現金出納帳)

カラムクドリ撮影YT氏

 もうブログの日。
一週間ってあっという間ですね。
最近は税務調査でちと疲れてます。
どうどうと間違った主張をされる調査官・・多いです。
 さて、今日も上場日記です。
前回は森本さんに仕訳を教えたところまででした。
(もっとも、まじめに読んでくれてる人はいないだろうな)
 さて翌日です。朝、経理に顔を出します。
森本さんの姿がありません。机の上に仕訳帳が真っ白なまま置いてあります。
須原さんが、鼻から抜ける声でぼそぼそと話しかけてきます。
須原さん「せんせ〜、もっちゃんにあんな難しいことやらせちゃ駄目ですよ〜。
あのあと、“う〜ん”って唸ったまま6時間腕組みしてましたよ〜。」
僕「・・・・」
須原さん「ところで、せんせ〜、現金出納帳の出金の合計額が合わないんですよ〜。」
 ライズ社では、支払依頼書で入手金をした後、入金と出金の内容を現金出納帳に記載しています。1日の現金出納業務が終わったら入金と出金の合計額を出して、帳簿上の残高を計算します。
 前日の残高に当日の入金を足して当日の出金を控除した帳簿残高と実際の現金残高が一致することを確認できたら業務終了です。
 普通は、出金合計額の計算を間違えると、計算した現金残高と金庫にある現金残高が合いません。
須原さんは、この理屈が分かっていないようです。
【今回の推薦本】
 「池上彰が読む小泉元首相の「原発ゼロ」宣言」
 池上彰には珍しく脱原発の主張が強い本。
都知事選のころ、興味深く読みました。
でも細川元総理は、あえなく大敗してしまいました。
あれだけの事故がおきたのに、なぜか原発は争点になりません。
 原発の再稼働が着々と進んでいる今、この本を読んでみるのもいいと思います。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)