上場日記(振替仕訳)

ギンザンマシコ撮影YT氏

いよいよ師走。忘年会シーズンですね。
昨日は士業仲間の忘年会でした。
普段なかなかお会いできない方と会食できて楽しいです。
(血糖値が気になるけど・・・)
 さて今日も上場日記の続きを書きます。
もう5月も終わりに近づいています。7月までに1年分の取引について仕訳を起こして、会計システムに入力します。
猶予はありません。分担を決めて作業を進めます。須原さんには現金や出納帳を、森本さんには振替仕訳を担当してもらうことにします。
 振替仕訳とは、物は引き渡して売上はあがったけどまだ入金されない取引や仕入をして物は届いたが支払をしていないなど現金や預金が動いていない取引を仕訳にすることをいいます。
 担当者に説明します。須藤さんはとりあえず理解してくれました。
次は森本さんです。
私「例えばこの取引なんだけど、出金100万円のうち30万円が入金しているよね。
仮払金の残高は70万円、その払った先の領収書を確認すると70万円で仕入れ関係の書類も揃っているよね。
こういう場合の仕訳は仕入70万円、仮払金70万円と仕訳します。」
森本さん「う〜ん。そうですか。う〜ん。」
私「明日までにできるところまで進めておいて下さい。」
【今回の推薦本】
 孫崎享(うける)著「これから世界はどうなるか−米国衰退と日本」
「戦後史の正体」を読んでから孫崎さんの本はよく読む。
見識の広さ透察力に満ちた歴史観はとても為になる。
 米国が衰退していくなかで日本は逆に依存度を高めている。
アメリカがひっかき回した作り出した中東問題は、イスラム国まで生まれてしまった。
存在感を高める中国と鬼っ子のような北朝鮮の関係。
国際情勢は混迷を深めるばかりです。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)