もっと知りたい不動産の贈与

ホウロクシギ撮影YT氏

昔 漫画が僕の生き甲斐。
今 漫画は僕の息抜き。
少し進歩した(のかな?)

さて、ここんとこ相続や贈与の話が続いてます。
最近、みなさんの関心が強いからです。
でも不動産は難しいです。
なぜって、人と同じで世の中に同じ不動産はないからです。
ということで・・
「不動産の贈与についてもっと詳しく知りたい!」
という方のために先週からの続きです。
Q不動産の贈与してもらう場合は、まず何をみたらいいの?
Aまず固定資産税の納税通知書を確認しましょう。
 納税通知書は毎年4月ころに市役所から郵送されます。
 納税通知書には不動産ごとの価格が記載されています。
 この価格を「固定資産税評価額」といいます。
Q贈与財産の評価額は固定資産税評価額なの?
贈与税相続税の価格は「相続税評価額」です。
固定資産税評価額ではありません。
でも固定資産税評価額でおおよその見当がつきます。
建物は固定資産税評価額と同じ価格で考えてみます。
土地は固定資産税評価額を7分の8にした数字が目安になります。
贈与する前に、贈与税がどのくらいになるか計算してみましょう。
Q贈与する前に正確に「相続税評価額」を計算した方がいいのでは?
Aもちろんその方がいいです。
 なお土地を正確に評価ができるのは、贈与された年の8月になります。
その前は、前年の相続税評価額を参考にすることになります。
 贈与を急いでいる場合は、だいたいの目安で贈与するしかありません。
贈与税の申告は自分でできるの?
A現金などの贈与はごじぶんでもできると思います。
 土地は、相続税評価額を正確に計算するのはには難しいと思います。
間違った評価額で申告すると税務署に指摘されて追加で払うことになったり、余分に税金を払ったりすることになります。
信頼できる(誰のことだよ!)税理士に相談した方がいいと思います。
Qところで、先週の続きですが「相続時精算課税制度」は相続を放棄したら、どうなるのですか?
Aうーん、するどい質問ですね。
仮に相続時精算課税の適用を受けた人が相続を放棄をした場合ですが、その人も相続税の納税義務者に含まれます。
ですので相続税額を申告して納付することになります。
【今回の推薦本】
 海部俊樹著「政治とカネ 海部俊樹回顧録
支持率が高い総理経験者で連続当選16回の大政治家。
なのに何故か存在感が薄い、不思議な政治家。
 思えば小沢一郎と対局の政治姿勢なのに、それゆえに縁が深かった。
節目節目に小沢一郎の影がつきまとっているのが面白い。
そして師と仰ぐのが三木武夫なのが、なんとも皮肉ではある。
・・あの「壊し屋」に関わるとほとほと疲れる
三度、小沢一郎と交えた私の素直な感想だ。
人の陣地に手を入れて、誘惑してその気にさせて、壊す。
あの性癖は死ぬまで治らないのではないか。
業というか、あそこまでいくと、もう病としか言いようがない。
・・・むべなるかな。
でも悪い男に何度もだまされた薄幸な女性をイメージしてしまうのは僕だけかな?
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)