会社の仕組み

カワセミ 撮影YT氏

 会社が業務を遂行するのに必要なものを経営資源といいます。役員や社員などの「人」、製品の生産や販売に必要な設備や機材などの「もの」、材料の仕入れや給与の支払い、設備の購入などに必要な「金」そして、業務を遂行するための「情報」が主な経営資源になります。

 会社は、まず資金を調達して、業務遂行のために「経営資源を投入」し、売上をあげることで、投入した以上の「資金」を獲得し、さらに、それを次の業務遂行につなげるという循環活動を続けています。

 売上により獲得した資金を会計では、収益といいます。業務遂行のために投入した資金は、費用といいます。収益と費用の差額が利益、すなわち「儲け」になります。

 収益は、会社の外から会社に入ってきたお金で、費用は会社の中で支出します。利益とは社外から獲得した収益を、会社の中で費消し、残ったお金ともいえます。

 どんなに経済が複雑化しても、会社の仕組みは変わりません。


【今回の推薦本】

 保阪正康「戦後の肖像」。

秩父宮雍仁親王高松宮宣仁親王赤尾敏安岡正篤頭山満伊藤律、槇枝元文、坂口弘田中角栄金丸信細川護煕、藤山愛一郎、武見太郎、物集高量、田中隆吉。

このうち何人の名前を知っていますか?

そのうち顔を思い出せるのは?

因みに私は名前を知っていたのは12人で、顔が浮かんだのは9人でした。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122045576/qid=1141725475/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-9329651-2333925

(このブログは毎週木曜日に更新予定です)