会社が業務を遂行するのに必要なものを経営資源といいます。役員や社員などの「人」、製品の生産や販売に必要な設備や機材などの「もの」、材料の仕入れや給与の支払い、設備の購入などに必要な「金」そして、業務を遂行するための「情報」が主な経営資源になります。
会社は、まず資金を調達して、業務遂行のために「経営資源を投入」し、売上をあげることで、投入した以上の「資金」を獲得し、さらに、それを次の業務遂行につなげるという循環活動を続けています。
売上により獲得した資金を会計では、収益といいます。業務遂行のために投入した資金は、費用といいます。収益と費用の差額が利益、すなわち「儲け」になります。
収益は、会社の外から会社に入ってきたお金で、費用は会社の中で支出します。利益とは社外から獲得した収益を、会社の中で費消し、残ったお金ともいえます。
どんなに経済が複雑化しても、会社の仕組みは変わりません。
【今回の推薦本】
保阪正康「戦後の肖像」。
秩父宮雍仁親王、高松宮宣仁親王、赤尾敏、安岡正篤、頭山満、伊藤律、槇枝元文、坂口弘、田中角栄、金丸信、細川護煕、藤山愛一郎、武見太郎、物集高量、田中隆吉。
このうち何人の名前を知っていますか?
そのうち顔を思い出せるのは?
因みに私は名前を知っていたのは12人で、顔が浮かんだのは9人でした。
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)