株主責任といわれても

アカウソ撮影YT氏

 日本航空の株券が紙くずになることに決まりました。
 優待券目当てに株を買っていた一般の人は「株主責任」とやらで、虎の子の財産が無価値になります。
 「株を買う」というのはリスクを背負うことですが「納得できない」のが一般株主(私もそうです)の本音ではないでしょうか。
 投資は本来、自己責任で行うべき取引ですが、そのためには企業内容等が真実かつ明瞭に開示される制度が必要です。
 会社法決算が確定してから、上場会社など金取法の適用会社が企業内容等開示制度に従って作成する決算書類が有価証券報告書といいます。
 有価証券報告書は、その品質と信用を確保するために公認会計士または監査法人の監査を受けて監査証明を添付しなければなりません。
また粉飾決算などによる虚偽記載については課徴金制度や罰則規定などで厳しいペナルティーが課せられます。
 それなのに日本航空は、破綻が決まった途端に「7千億円超の債務超過」などて報じられています。
これじゃあ国家ぐるみの詐欺じゃあないでしょうか。
う〜ん本日のブログは、恨み辛みになってしまった。
【今回の推薦本】
 岡本史郎著「サラリーマンのためのお金サバイバル術」
 岡本史郎の節約術とお金の貯め方は、常識的なことしか書いていないのですが、なんとも説得力があります。
どんなに理屈を並べても、貧乏人には現金に勝る財産はないからです。
 種銭がなければ何もできません。
種銭をつくるには「収入を上げるか支出を減らす」しかないわけですがサラリーマンは収入をコントロールするのは難しいので支出を減らすしかない。
じゃあどのように減らすべきか、ということを切々と語ってくれます。
 後半は貯めたお金の運用術ですが・・・。
こちらへ「橘玲」の方が詳しい気がします。
ただ運用で増やすのは・・・実際は容易じゃないです(ここで、もう一度ブログの本文を読んでください)

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