ドイツの文豪ゲーテは会計にも造詣が深かったそうです。なんでも「商売をやっていくのに、広い視野をあたえてくれるのが複式簿記だ」といったとか・・。こんな表現、簿記の教授には絶対できません。逆に経理の専門化でないから、こうした視点で考えることができるのかも知れません。
私も含めて、専門家は「正規の簿記の原則」とか「真実性の原則」など、簿記の理念から入ってしまうので創造力が欠如しているのかも知れません。大工が「ノコギリ」や「カンナ」を家を建てる道具だと考えるように、簿記も経営のための「方便(道具)」なわけです。
そういえばゲーテは「困難なき人生は、なんとつまらない人生であることか」ともいったとか・・・。いやあ、すごい。こう言い切れるところが流石ゲーテ。この人生という言葉は「経営」ということばにも置き換えることができそうです。
でも、まあ夢があるから困難にも立ち向かうことができる、ということなのでしょうか。
私の困難は、ただ単にいつも逃げ遅れて遭遇してるようなもんです。自ら困難に立ち向かっている人は偉いす。小さくてもいいから、夢や目標をもたなきゃいけないですね。そして渡辺美樹さんのいう通り「夢に日付をいれましょう」といきたいもんです。
もっとも「ひねくれもの」の私は、すぐ「リセットスイッチを押したくなってしまう」のですが・・。
【今回の推薦本】
浅川博忠著「自民党・ナンバー2の研究」。プレッシャーに弱い私は、昔から「トップよりもナンバー2くらいがいい」と思っていました。前尾繁三郎、藤山愛一郎、河野洋平、橋本登美三郎、椎名悦三郎、二階堂進、野中広務、松野頼三、保利茂、石田博英、川嶋正次郎、大野伴睦、広川弘禅、金丸信、中川一郎、小沢一郎、武村正義、三木武吉、桜内義雄、田中六助、綿貫民輔、緒方竹虎、河野一郎、阿倍晋太郎、渡辺美智雄、後藤田正晴、河本敏夫、梶山静六、加藤紘一。みんな、おなじみの政治家です。
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)
ところで、このブログなぜかアクセス件数が増えています。なぜか検索の上位にヒットしてるみたい、なんでだろ・・。