役員退職給与 その1

アオバト撮影YT氏

 暑い日々が続きますね。
もうすぐ夏休み。久々に息子が帰ってきます。
 さて今日は役員退職金のお話です。少し小難しい税金の話になります。
役員の退職で退職金を支給すると会社は多額の損金(税金を計算の費用のことです)が発生して法人税が少なくなります。
 退職金には所得税がかかりますが、税務的にかなり優遇されています(「ああ節税」を読んでくださいね)。すごい節税になるわけです。
 でも、もし法人税の役員退職給与の条件を満たしていないと損金にもならないし、所得税の優遇措置も受けられません。高額の法人税が発生する上に、源泉税も預かりもれとなり多額に徴税された上に、加算税や延滞税の罰金も多額にとられます。これを税務の専門用語で「ダブル往復びんた税制」といいいます(嘘だし)
 ということで役員退職金の支給する際は税務的に深く検討しなければいけません。
さて何を検討すればいいのでしょうか?これが複雑なのです。
【今回の推薦本】
 ジョン・ブルックス著「人と企業はどこで間違えるのか」
副題は 成功と失敗の本質を探る「10の物語」
ビル・ゲイツウォーレン・バフェットから20年以上前に借りて、それ以来何度も読み返して「最高のビジネス書」として紹介している本。
 といわれると思わず読みたくなってしまいます。ダイヤモンド社は広告がうまい。
翻訳がいいいのか、読みやすくて、それでいて示唆に富んでいる1960年代にニューヨーク紙に書かれたエッセイのアンソロジーです。
http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E3%81%A8%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%A7%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B----%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%A8%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%82%8B%E3%80%8C10%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%8D-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4478029776/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1427422569&sr=1-1&keywords=%E4%BA%BA%E3%81%A8%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%A7%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)