続・中小企業者の課税の特例

チゴモズ雛 撮影YT氏

 暑いですね。
もう7月も終わります。
 何をいまごろ!ですが・・。
最近エクセルの入門書を読んでます。
これがなかなか面白い。
目から鱗。エクセルってすごい。
 さて今日は先週「中小企業の税務的なメリット」の続きです。
4特定同族会社の特別税率の不適用
 同族会社の内部留保(利益がでて会社に溜めてる利益)には特別の法人税が課税される。この制度はまだ残っています。
多額に利益が出てる会社は資本金を1億円以下にしておかないと大変です。
5交際費等の損金不算入の定額控除
 中小の交際費は年額800万円まで損金算入。
これはすごい。昔なら考えられなかった・・・
6青色欠損金の繰戻による法人税の還付(措法66の13)
 前事業年度に法人税を納付していて、当期が欠損だった場合は前事業年度の法人税について還付請求できます。これは法人税だけの制度で地方税は還付請求できません。
 そして外形標準課税の不適用も重要です。外形標準課税とは利益が出ていなくても事業税が課税される制度です。つまり赤字法人課税ですね。
ということで今週はお終い。
【今回の推薦本】
 後藤謙次著「平成政治史 1」
 著者は平成における政治評論家の大御所です。よくテレビに出てますね。
政治家の内部事情を知り尽くし、ここまで政治史を分析できる人はいません。
第一巻の首相は竹下登宇野宗佑宮澤喜一細川護煕羽田孜村山富市そして橋本龍太郎までです。思えば細川政権以降は社会党が与党という希有な時代でした。
http://www.amazon.co.jp/%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B55%E5%B9%B4%E4%BD%93%E5%88%B6-%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88-%E5%B9%B3%E6%88%90%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%8F%B2-%E7%AC%AC1%E5%B7%BB-%E5%BE%8C%E8%97%A4/dp/4000281674/ref=sr_1_cc_1?s=aps&ie=UTF8&qid=1399967774&sr=1-1-catcorr&keywords=%E5%B9%B3%E6%88%90%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%8F%B2%E3%80%80%EF%BC%91
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