ああ消費税

トウネン撮影YT氏

仙ガイ義梵(せんがい ぎぼん)という方の格言。
さいきん、なぜか気になる。
「おごるなよ 月の丸さもたゞ一夜」
 消費税がついに8%。次は10%。
でも新会社のほとんどは原則免税。
新会社で事業をはじめたい。みんなそう思う。
3%のころはよかったけれど、矛盾が大きくなっている。
簡易課税制度、申告方法によって益税が出る。
 益税の裏には損税がある。
益税を制限しようと複雑な条文が増えていく。
そうすると損税も増えてくる。
 逞しい税理士は法の隙間をついて還付請求や免税指導。
法律が変わるまでサクセスフィーでボロ儲け。
う〜ん、これでいいのかなあ? 
【今回の推薦本】
 林原健著「林原家 同族経営の警鐘」
 同族経営とは、会社を親族だけで支配して経営すること。
同族経営の会社を同族会社といいます。
法人税法では「上位3以内の株主グループの持ち株比率が50%を超える会社」
日本の会社の99%以上は同族会社です。
 同族経営の非上場会社には「ガバナンス」という言葉はありません。
経営者の倫理観と正義感だけが便りなので経営者次第です。
決算書をみないで経営すると、同族経営の理想郷のようだった「林原株式会社」でさえ潰れてしまうわけです。いい会社だったので残念です。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です。来週は夏休み)