実調率って何だ?

ケイマフリ撮影YT氏

 当事務所の実調率は低い。
実調率とは実地調査の件数を対象法人数で除したもの。
周期でいうと10年から20年くらいに一回調査があるくらい。
調査があっても修正申告が必要になるのは10%くらい。
大きな税額での修正申告は記憶にない。
 誤解されると困るんだけど、多めに申告してるわけじゃありません。
違法なことをしていないだけです。
そして書面添付という制度を利用しています。
調査回数は少なくて時間が短いのが一番。
こつはひとつだけ。無茶な節税はせず、本業に専念すること。
 税務署は会社を「いい子(第一グループ)、悪い子(第三グループ)、普通の子(第二グループ)」に区分して調査対象と調査日数を決めてます。
質的管理体制というそうです。
「悪い子」とは過去に不正を行ったり、取引先の不正に関与した会社です。
「領収書を回してくらないかなあ」なんていう人との付き合いは切るべし。
【今回の推薦本】  
 茂木誠著「経済は世界史から学べ!」
予備校のカリスマ講師(らしい)が解説する世界史から学ぶ経済。
お金、貿易、金融、財政・・経済の基礎を理解するのに格好の入門書。
 デフレ、TPP、プラザ合意サブプライムローン、もう知ってるつもりでも世界史を通じてその背景を知ることで、相互のつながりが見えてきます。
TPPはISD条項が問題ですね。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)