上場日記(現金出納帳)

マガン撮影YT氏

 迂闊にも「梅雨入り」したのを知りませんでした。
なんか雨の日が多いな、と思っていましたが・・。
天気、芸能、スポーツ・・日常会話は苦手な僕。
さて今回は久々に日記の続きです。

 業務を受託したのが5月です。
もう申告月です。業務を開始しなきゃ。
まずは現状確認です。
経理の責任者は三浦課長という方だそうです。
 既に三浦課長には説明してあるという話なので、挨拶がてら経理に向かいます。
経理の部屋は会長室の隣にありました。
ノックをすると「ど〜ぞ」と返事があったので入室します。
 3畳くらいの広さでしょうか、グレーの机があり入り口に向かって三浦課長が座っています。小柄で白髪の、かなり高齢なお爺ちゃんです。
 まじめで堅そうな雰囲気です。65才くらいでしょうか。
横に大きな金庫がおいてあります。
 挨拶をして、さっそく経理の状況についてお聞きしたい。
とりあえず帳簿を見せてくださいとお願いします。
 課長は黙って手書きの帳面を一冊手渡してくれます。
うん?よくみるコクヨのノートです。表紙に『金銭出納帳』と記載されています。
 開いてみると記入欄が科目、収入金額、支払金額、差引残高に区分されています。
よくある現金出納帳です。
 科目の欄を見ると、すべて仮払金と記載されています。偶に預金引出しとして多額の金額が記載されています。
 預金引出1000万円、仮払出金100万円、仮払入金70万円、仮払出金200万円、仮払入金30万円  残高800万円という具合です。
仮払金とは、仕入担当者や営業担当者に対して、仕入代金や経費精算のために仮に渡す金額です。これでは、いったい何にお金を使ったのか分かりません。
少し不安になってきました。
【今回の推薦本】
 藤原敬之著「カネ遣いという教養」
 無教養の僕には縁のないエピキュリアン(快楽主義者)の世界。
趣味にお金をつぎ込める人・・・あこがれるなあ。
魯山人、ひらまつ亭、33万円のイス、ルーシーリーの器、ライカ
嫌みじゃなくて「物の価値が分かる」と人生が充実する気がします。
 でも僕には無理だ。車に乗らないし、腕時計もカメラも興味がない。
高級な衣服は似合わない。
一番高い買い物が(=^・^=)・・・
(うん、それでいいのだ)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%8D%E9%81%A3%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%95%99%E9%A4%8A-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%97%A4%E5%8E%9F-%E6%95%AC%E4%B9%8B/dp/410610539X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1395970841&sr=1-1&keywords=%E3%82%AB%E3%83%8D%E9%81%A3%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%95%99%E9%A4%8A
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)