増税あれこれ

イイジマムシクイ撮影YT氏

 夏休み直前に夏風邪を引いてしまいました。
久々に「夏の北海道」だったのに、ほとんど寝込んでました。
「とほほ」ですね。でも風邪を引いて熱がでるとぐっすり眠れます。
 オリンピックの最中に、すんなりと消費税の増税法案が可決されました。
次は相続税法増税法案ですね。
因みに復興特別所得税は2015年の1月1日から始まることが決まっています。
税率は所得税の2.1%。
実務家としてはこの0.1%が、なんとも腹立たしい限りです。
 ここ数年の税法改正は、姑息で複雑な増税が多い・・・というのが実感です。
復興特別所得税もそうですが、「小規模宅地の評価減」とか「消費税の税額控除」とか税の専門家にしか理解不能な改悪が続いている気がします。
なんとかならないもんかなあ。
【今回の推薦本】
孫崎享(まごさき・うける)著「戦後史の正体」
 「目から鱗」という言葉がぴったりの戦後史本でした。
「歴史は、現在と過去の対話である」(E・H・カー)という言葉が実感できる、すごい本です。
著者は元外務省の国際情報局長で、防衛大学で教授をつとめたという孫崎享氏。 その慧眼ぶりには目を見張るものがあります。
原発事故、検察不祥事、普天間基地問題、TPP参加問題そのすべては占領期に始まった」のですね。
 本書は一押しの書です。是非、ご一読ください。 
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