会社をふたつにわける

ミヤマガラス撮影YT氏

 今日のブログは330回目です。
一週間に1回更新してるので330週。
う〜ん。もう6年になるわけです。
ページビューは14万くらい。
一回のブログを426人が読んでくださったわけです。
ありがとうございます・・・?
 さて本題です。
 会社をふたつに分ける代表的な手法に会社分割と営業譲渡があります。
どちらの方法がいいかは、その会社の状況によって異なります。
一般的にコストが安くて、はやくわけることができるのが営業譲渡。
 会社の権利関係をきれいに分けることができるのが会社分割です。
預金の口座や風俗営業法などの許認可を引き継ぐ必要がある場合は、なんといっても会社分割です。
 会社分割には、公告が必要な分割と公告が不要な分割があります。
これは会社の借金を新会社に引き継ぐ場合に、分割会社(もともとの会社)がその借金の返済に責任を持つか(連帯保証するか)、持たないかによって異なります。
後者は時間もコストも必要なので連帯保証する場合が多いです。
 連帯保証と書きましたが、会社法の用語では「重畳的債務引受」といいます。
これは「ちょうじょうてき」と読みます。
でも「じゅうじょうてき」でもいいのかな?
 ということで、おしまい。
【今回の推薦本】
三宅伸吾著「Googleの脳みそ」
なんともいえない閉塞感が漂う日本の処方箋。
本書は2007年の「市場と法−いま何が起きているのか」の続編です。
経済成長に必要な「突破者の精神」と「やる気システム」をどう育んだらいいのか、を具体的に解き明かしてくれます。
 ソフトブレーン創業者の宋文州の指摘が印象的です。
「きれいごとが大嫌い。普通の嘘なら見破るとすぐ反論できるし、騙されないように自分から逃げることもできる。しかし、きれいごとは国家、天下、倫理、道徳などの立派な隠れ蓑の下で人の意志をレイプする」
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)