もう春ですね、などなど

マズではなくモズ 撮影YT氏

普通の人:もう春だね。ゴールデンウィークはどこへいこうか?
税理士 :もう春になったしまったね。5月は申告が多くて大変だよ。
上場会社の経理:うっは〜、もう5月だ。今年も土日も連休も全部出勤しないと決算が間に合わないよ。
監査法人の担当者:ついに5月か!今年の5月は何時間寝ることができるかな〜。
これ実話です。
 税務も上場会社や上場子会社を担当させていただいてるか否かで、申告作成期日に追われる切迫感が随分と変わります。
先日、知りあいの税理士にこう言われてしまいました。
「うは〜。しんどい仕事してますね〜」
う〜ん。言われてみると、たしかにそうかも。
ということで4月と5月は精神的なゆとりに欠けてます。
 ある大先生にはこう言われました。
「自分が高額所得者にならないと、本当の納税の痛みは分からないものだよ」
う〜ん。仰るとおりです・・・。
 別の大先生にはこういわれてしまいました。
「売上はもう2億円くらいにはなったかね?」
「そ、そんなにあるわけないじゃないですか・・」
「ほう、そうかね。Kさんの事務所は、よっぽど給料が安いんだね」
 でも、まあ、そういってからかってくださる方がいるほうが楽しいですね。
 今度はどういうやりとりになるか想像してみました。
大先生「Kさんの家はどこかね。おうおう、あの途中にあったマッチ箱みたいな家かね。よっぽど所得が低いんだね」
私「いえいえ、大先生。あれはアパートですので、そのマッチ箱の中の一部屋です」
(何なんだ、最近のブログは)
【今回の推薦本】
 中西輝政著「日本人として知っておきたい近代史」
この本のテーマは吉田松陰から乃木希典までの近代史です。
幼少のころ、親に「乃木大将は・・・」とよく諭されました。
昭和ひとけた生まれの方は乃木大将が好きです。
「乃木大将も人参が嫌いだったそうです。
それをただすために乃木大将のおかあさんはお弁当のおかずに人参しかいれなかったそうです。
あなたも乃木大将のように好き嫌いを治さなければいけません」
なあんて説教されました。
でもこの逸話ほんとなんでしょうか?
 司馬遼太郎の「坂の上の雲」の影響で英雄はいつしか愚将の代名詞になってしまった感がありますが、どうやらそれは間違った解釈のようです。
 今の時代だからこそ近代史の偉人たちの功績に学ぶ必要があるような気がします。
本書の序文にはこうあります。
「日本人というのは平和な時代が続く中でちょっとモラルが緩んできたなと思ったら、あとは一気に堕落し、腐敗とマンネリズムが進む傾向がります。
そして、もう一度まったく新しい国のあり方をつくり直さなければいけない、というところまで壊れていくのです」
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)