いろんな業種に関与させていただいていますが、飲食店の経営はかなり難しいです。
若い頃に「飲食業の販売促進 徹底追及」なんて本のお手伝いをさせてもらいました.
いま思うと赤面ものです。
なぜ飲食店は難しいのでしょうか。
思いつくままに、その理由をあげてみます。
・立地産業なので、場所がよくないと客は入らない。
いい場所は家賃がべらぼうに高くなる。
（家賃負担が重い）
・当たり前だが、席数以上の客をいれることはできない。
（売上に天井がある）
・家賃と給料は２４時間発生するが客が入る時間帯は限られている。
（操業度は低い）
・お客の入りは曜日や月によってかなり波があり、必ず閑古鳥が鳴く日がある。
（赤字になる日がある）
・内装や厨房設備などの設備投資が重い
（儲かるのは内装屋）
さあて、これらの課題をどうクリアーしていきましょうか
（経営は楽し）
・・・そういえば、「差押えってなんだ」にコメントをいただきました。
う〜ん。不動産は奥が深いです。
【今回の推薦本】
宮下祐介著「失敗の教科書」
日経の「私の履歴書」のような自慢話？だけじゃなくて、偶にはこういう伝記を読むのも楽しいです。
「み〜んな悩んで大きくなった。俺もお前も大物だ〜」
なんて唄を思い出してしまいました。
手塚治虫、フロイト、夏目漱石、オバマ、矢沢永吉、シャネル、ケインズ。
超大物の失敗話はなんとも重みがあります。
それにしてもケインズが・・・
そうだったのか・・・・
歴史書や経済学には絶対でてこない逸話です。
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%80%82-%E5%AE%AE%E4%B8%8B-%E8%A3%95%E4%BB%8B/dp/4594061044/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1271736813&sr=8-1
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)
