どうなる税制調査会の結論

キレンジャク撮影YT氏

Solonさん「来年の税制改正は見えてきたの?」
税理士K「国の予算編成が迷走してきたね。
それにつれて税制改正も暗中模索になってますね。
結局、“かねてより、かくなることとは知りながら、やむにやまれぬ大増税”という結論になるんだろうね。
それまで混乱は続くよね」
Solonさん「吉田松陰の“かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂”のもじりですな。
因みに英語ではパロディ」
税理士K「うっ!ばれていましたか。
でもまあ身近なところでは扶養控除は廃止、特定扶養控除は存続・・・という結論かなあ」
Solonさん「法人税はどうなるの?」
税理士K「大きな改正はグループ税制の導入かなあ。
租税特別措置法の抜本的検討は先送り・・・という結論じゃないかなあ。
特殊支配同族会社が廃止になりそうなのはいいいけど・・」
Solonさん「Kさん、廃止すべきだ・・といっていたじゃない」
税理士K「うん、そうなんだけど間違った税制だから単純に廃止すりゃいいのに、給与所得控除の制限とバーターになりそうですね」
Solonさん「流石、財務官僚。ただでは起きませんな」
税理士K「うん。なんか小泉改革の反動で“高額所得者は増税”という流れですね」
Solonさん「そうか、その次の税制改正のための布石ですな・・」
【今回の推薦本】
 半藤一利他「父が子に教える昭和史 あの戦争36のなぜ」
文春文化人(?)が教えてくれる昭和恐慌から講和条約までの昭和史。
 もうすぐ戦後65年になろうとしています。「戦争を知らない子供たち」も子どもに昭和史を教える世代になりました。
もちろん、この本は「お父さん」のための「昭和史」です。
昭和恐慌、満州事変、南京事件ノモンハン事件、日独伊三国同盟従軍慰安婦真珠湾零戦戦艦大和、特攻、原爆投下、東条英機、シベリア抑留、北方領土闇市人間宣言東京裁判吉田茂講和条約。 
 今だからこそ、偏見や先入観にとらわれず冷静に読むことができます。
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