ソフトウェアの会計と税務(2)

タヒバリ撮影YT氏

 最近の「はじめの一歩」は「明日のジョー」にかなりダブってます。
この意味がわかるのは・・・私以上の年代ですが、
さすがに「はじめの一歩」を週間で読んでる人は少ないでしょうね。
 いまだに「週間マガジン」を電車で読んでる中年オヤジ税理士。
「そうです。私が“変なおじさん税理士”です」(笑えないオヤジギャグいうなよ!)
 さて、今回は先週の続きです。
 ソフトウェアの減価償却方法は会計と税務で微妙に異なるのが頭の痛いところです。
会計ではソフトウェアの取得価額は、その性格に応じて見込販売数量に基づく償却方法や見込販売収益に基づく償却方法、あるいはその他の合理的な方法により償却します。
 税務上はソフトウェアの種類ごとに定額法により償却します。
 あと実務で悩むのはソフトウェアの除却です。
ソフトウェアは目に見えないので除却処理を確認するのが難しいからです。
 新しいソフトウェアを購入して旧ソフトウェアは使用しなくなったなど、ソフトウェアを今後事業の用に供しないことが明らかな場合は、残存帳簿価額を除却損に計上します。
物としての実体がないので廃棄を証明するのは難しいため社内文書等で事実関係を明らかにします。
ということで、ソフトウェアはこれでおしまい。
【今回の推薦本】
 蓮池薫「半島へ ふたたび」
 もちろん蓮池さんのことはなんとなく知っていましたが、私のひとつ上で、しかも大学が同じでした。
大学3年生のときに拉致されたそうなので私と同じ大学に通っていたわけです。
お茶の水と多摩キャンパス。
 そう考えると北朝鮮の拉致被害はひとごとじゃありません。
蓮池さんは偶然拉致されて私は偶々拉致されなかった。
 この本は想像とは裏腹に淡々と書かれていました。
運命を呪ってもしょうがない、与えられた条件の中で精一杯生きていくしかない・・・という思いが伝わってきます。
24年の歳月にも係わらず、翻訳のプロとして通用するようになったのもその姿勢を貫いてきたからだと思います。
 仕事って大切です。
だから活き活きと働きたいですね(誰かに、あんたは無趣味だからね〜といわれそな・・・)
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)