国税庁メールマガジン

コクガン撮影YT氏

 Solonさんとレストランバーオリオンズにいった。
 実に20年ぶり。
 昔お世話になった創始者の澤井さんは既にお亡くなりになっていた。
 真偽のほどは分からないが私が愛読書してる古谷 三敏「BAR レモンハート」のマスターは澤井さんがモデルだという説がある。
 Solonさんは高校時代の同級生、この年になってシングルモルトの楽しみ方を教えてもらっている。

http://www.f443.com/orions.html

 閑話休題国税庁メールマガジンを配信している。

 自分で手続をしたくせに、差出人が「国税庁」となっているメールがくるとドキッとする。何故だろう?

 国税局から電話があると、きまって「税務調査」か「申告書の質問」だからに違いない。
国税局の上級官庁の国税庁が、私のクライアントの税務調査をメールで知らせてくるはずもないのに・・。
 臆病な私は、分かっていながら、いつも恐れおののきながらメールを開く(じゃあ配信をやめればいいじゃん!)
 これはもう職業病。臆病じゃないと、とても税理士という仕事は続けられない。 
 話を国税庁メールマガジンに戻すと、「目次」は以下のようになっていて、いかにも「親しみやすい国税庁」という感じだ。

▽ 本号の内容(目次)
 1 津々浦々
   〜北海道スイーツ〜
 2 国税庁からのお知らせ
  (1) 税を考える週間「IT化・国際化と税」
  (2) 税務署にお電話される皆様へ(自動音声案内について)
  (3) 源泉徴収義務者の方向けのページを開設しました
  (4) 所得税の予定納税(第2期分)の納税をお忘れなく
  (5) インターネット番組のご案内
  (6) 税務大学校租税史料室の特別展示について
 3 シリーズ「税のトリビアを発見しよう!」
   人口政策確立要綱(昭和16年)において提言された租税政策
 4 税金用語ミニ解説
   「給与所得の源泉徴収税額表」
 5 税務手続のご案内
   「保険金を受け取ったとき」

 税のトリビアなんか、なかなか面白い。
 でも、なんで最初に「北海道スイーツ」なのか、これが味噌だ。
 将来、消費税の税率を上げるときには必ず「食料品は非課税にすべきだ!」という要望が出てくる。
 そのときに「さて例えば北海道スイーツは食料品なのか、嗜好品なのか」という議論の布石に違いない(考えすぎだろ!)

【今回の推薦本】

 芹川洋一著「政治をみる眼 24の経験則」

 人は自分の経験をベースに、いま起きていることを解釈しようとする。日本の政治は、長い間、派閥主流の中選挙区制が続いたため、私を含めた中年は、どうしても、その頃の感覚で政治を見てしまう。

 本書を読んで、小選挙区制が如何に「日本の政治を変えてしまった」かが、ようやく分かった。政治は「政党支持率」と「内閣支持率」に敏感にならざる得なくなった。
 有権者中心の民主的な政治になったと考えるか、ワイドショー型のポピュリズム政治になってしまったというべきか、判断が分かれるところだ。
http://www.amazon.co.jp/%E6%94%BF%E6%B2%BB%E3%82%92%E3%81%BF%E3%82%8B%E7%9C%BC24%E3%81%AE%E7%B5%8C%E9%A8%93%E5%89%87-%E6%97%A5%E7%B5%8C%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E8%8A%B9%E5%B7%9D-%E6%B4%8B%E4%B8%80/dp/4532260213
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)