「マンガでやさしくわかる経理の仕事」
発売からもうすぐひと月。
時が経つのが早いです。
今週は、いきなり「おわりに」から抜粋です。
いかがだったでしょうか。ふつうの経理の本とはちがっているのでとまどったかも知れませんね。初心者のための経理の本は、簿記とか決算書の解説が中心なので、「これは経理の本じゃない」と思ったかもしれません。
でも簿記や仕訳を覚えても、実は決算書はわからないのです。それは年号や人物、事件だけ覚えても歴史は理解できないのに似ています。どんな学問でも大切なのは因果関係を知ることです。何事も原因と結果があり、それを方便(手段)を使いこなして広く深く理解することで役立てることができるのかも知れません。
【今回の推薦本】
コリン・ジョイス著「新 ニッポン社会入門」
あのコリン・ジョイスが帰ってきたのか、と思ったのは早計でしたが、相変わらずたのしい日本文化論を繰り広げてくれます。
今回は本文を補ってあまりある写真が、日本人論に奇妙な説得力をもたせてます。
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)