台風と雨、今年は残暑はなくいきなり秋になった感があります。
季節の変わり目は体調を崩しやすいのでご自愛ください。
さて今日も先週に引き続いて上場日記の続きです。
経理部の責任者になる木村主任が赴任してきました。
４０代半ばでしょうか。
背が高く痩せ身で、いかにもベテランの雰囲気です。
多少というか、かなり気が強そうな感じです。少し東北なまりがあります。
木村主任「他にできる人がいないと会長にいわれました。前の会社も心配なので２社いっぺんに見なければいけませんわ」
税理士Ｋ「兼任ですか・・」
木村主任「この会社は、税理士が顧問になったので大丈夫と思っていました。
税理士っていっても実力があるとは限りませんしね」
木村主任「前の会社にいたときは“お前がいないと、会社が立ちゆかない”とまで説得されたんですよ〜。借入のとき、銀行の方に“担保はありますか ”って聞かれたとき“経理担当が私ということが担保よ”って答えたんです」
ニコニコしながら、やけに挑戦的です。しかも自己顕示欲が強い・・。
税理士Ｋ「仕事は実力のある人に集まってしまいますからね。木村主任には、とりあえず決算に集中してもらいたいと思います。」
【今回の推薦本】
広岡友紀著「西武 堤一族支配の崩壊」
なんとも分からなかったのが堤一族と西武の再建スキームでした。
本書を読んで謎が溶けていくような感覚になりました。
堤清二は亡くなってしまったし、堤義明も既に８０を超えています。
西武を支配していた堤一族も歴史の一コマとして忘れられていくのでしょうか。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)
