上場日記(情報商社)

ホオアカ撮影YT氏

 さて今日は前回の小説、上場日記の続きです。
 郷原会長が上場支援して欲しいという会社はどんな会社なんでしょうか?
実務は片腕の津島社長に任せている。
詳しいこと社長にあって話しを聞いてほしいとのことです。
翌日、麹町にある本社を訪ねます。
入り口に大きな看板があり、スカイブルーに白抜きの文字で「ライズ」という会社名がレタリングされてます。
応接室で待っていると、ほどなく津島社長が入ってきました。
精悍で、見るからに切れ者の雰囲気です。
社長「ライズは流通革命を起こす日本初の情報商社です。消費者側と供給者側、双方の情報を収集しダイレクトセーリングを可能にします。アメニティ、テレマーケティング、商材は多方面に及び、次々に新規事業を展開します。可能性は無限大です。」
 なんのことやらわかりません。
なんかすごい会社に思えてきます。さらに話は続きます。
社長「もうすでに1000万の顧客データに対して情報提供を行っており、全国各地に直営店、FC店を配置します。無在庫流通を実現し、日本に流通革命を起こします。先生、そのために経理体制を立上げて下さい。」
 なんだかワクワクしてきました。さらに話は続きます・・・
(このブログはフィクションです。特定のモデルはありません)
【今回の推薦本】  
 春原(すのはら)剛著「日本版NSCとは何か」
日本版NSCとは、外交、安全保障政策の司令塔となる国家安全保障会議という機関だそうです。そして外交、安全保障政策を機能させるためにはインフラ整備が必要で秘密保持を担保する法体系の仕組みが「特定秘密保護法」らしい・・。
 「何が特定秘密なのかは特定秘密」というのがインテリジェンスの世界。
結局、庶民には理解できない世界のようです。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%89%88%EF%BC%AE%EF%BC%B3%EF%BC%A3%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8B
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)