土地評価の減額テクニック

コハクチョウ撮影YT氏

気がつくと4月最後のブログ。
消費税も8%、慌ただしさと値上げラッシュの中いかがお過ごしでしょうか?
僕は腰痛で悩んでいます(オヤジだなあ)
450回目のブログです。
資産税という言葉があります。
資産税という税金があるわけではありません。
相続税とか贈与税所得税の譲渡所得など不動産やその他財産に係る税金を総称した用語です。資産税について回るのが資産評価。
 とくに難解なのが未上場の株式と土地の評価です。
専門知識がないまま申告すると大損することもあります。
土地評価のポイントは「不整形地」という言葉。
整形地とは簡単にいうと道路に面した正方形の土地です。
これは路線価に面積をかけると相続税法の評価額になります。
でもそんな土地、まずありません。みんな不整形地です。
不整形の割合に応じて土地の評価を減額していくのが節税テクニック。
 そして相続税評価額が高くて時価が低い。
そんな土地は処分する。それが相続対策のはじめの一歩。
【今回の推薦本】
 橘玲著「タックスヘイヴン
 待ちにまった橘玲の書き下ろし小説。やっと発売になりました。
プロローグは査察に追われる堀山の現金をリヒテンシュタインプライベートバンクに送金する手口。誰にでも指南できる方法ではないから騙されたら終わり。堀山も必死。
 シンガポールのスイス系名門銀行で日本人顧客の口座から1000億円が消える。日本人のファンドマネージャーは謎の転落死。
 謎を解きながらプライベートバンクを追いつめていく古波蔵佑(こばくらたすく)がなんとも渋い。
今年一押しの国際経済小説です。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%B3-TAX-HAVEN-%E6%A9%98-%E7%8E%B2/dp/4344025636/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1398042095&sr=1-1&keywords=%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%B3
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)