競馬の税金

コハクチョウ撮影YT氏

年末ジャンボの季節ですね。
へそ曲がりの僕は「ああ、また庶民が騙されるな〜」
と思ってしまいます。
バクチで得をするのは胴元だけなのに・・・。
でも宝くじの税金は非課税なので、税制的にはましなのかも知れません。
 6年以上前にこのブログで「勝馬投票権」の所得について書きました。
僕は一年間トータルの競馬で儲けた金額に課税すべきだと思ってます。
「でも税務署は競馬の儲けは一時所得で1レースごとに判定するそうです」
という内容でした。
 「でもほんとかなあ?」と半信半疑だったのですが、大阪国税局がほんとに
追徴課税して大阪地検に告発していたのですね。
事件の概要は11月30日の日経新聞に掲載されてます。
Yahooニュースにも配信されてます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000009-jct-soci&p=1
 日経の記事によると・・・
 「競馬で得た所得を申告せず、約5億7千万円を脱税したとして、大阪地検所得税法違反罪で、会社員の男を在宅起訴していたことが29日、分かった。
・・・3年間に約28億7千万を馬券購入につぎ込み、約30億円の配当を得たため、もうけは約1億4千万だった・・
弁護側は「外れた馬券の購入費27億4千万円も経費に算入すべきだ」と主張している」
 う〜ん、僕は弁護側が正しいと思います。
税金は儲けにに対して払うのが常識だと思いませんか?
1億4千万の儲けに5億7千万円も課税するなんて非常識で、憲法違反じゃないんでしょうか?
どうやって払えというのでしょう?
少なくても競馬は国が胴元をしているギャンブルです。
競馬に勝ったから自己破産じゃ笑い話にもなりません。
「男は課税処分を不服として、大阪国税不服審判所に審査請求している」
そうです。
【今回の推薦本】
原田泳幸著「大きく、しぶとく、考え抜く。」
経営者は業績がすべてです。
原田さんも8期連続の増益を実現してから、俄然注目を浴びる経営者になりました。
 「勘が鋭く、押しが強い」というのが優秀なリーダーの条件だと思っていますが本書を読んであらためて、その念を強くしています。
いずれにしても結果を出し続けるのは大変なことです。
読みやすく、経営の実践論として秀逸な本です。
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%8F%E3%80%81%E3%81%97%E3%81%B6%E3%81%A8%E3%81%8F%E3%80%81%E8%80%83%E3%81%88%E6%8A%9C%E3%81%8F%E3%80%82%E2%80%95%E5%8E%9F%E7%94%B0%E6%B3%B3%E5%B9%B8%E3%81%AE%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E7%B5%8C%E5%96%B6%E8%AB%96-%E5%8E%9F%E7%94%B0-%E6%B3%B3%E5%B9%B8/dp/4532318262/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1352937745&sr=1-1
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