モラトリアム法の出口?

コミミズク撮影YT氏

 この時期は、さすがに慌ただしいですね。
「ふががが(=゚・゚=)」は僕を嫌ったけど・・・
やぱっり猫が愛しい、今日このごろ。
失業中だったころ、なぜか近所の子猫が遊びにきてくれたっけ(=^・ェ・^=))ノ彡
 さて先週の続きです。
モラトリアム法で融資条件が見直された80兆円の債権。
いっきに貸倒になると経営が行き詰まる金融機関が続出します。
 銀行だけではありません。
中小企業への融資は信用保証協会の保証が付いています。
信用保証協会やその元締めの日本政策金融公庫も破綻してしまうかも知れません。
 最近、経済産業省は「経営革新支援機関」という制度をつくりました。
経営改善を指導する機関だそうで、銀行が中心になってます。
 一方、金融庁は銀行による事業会社への出資規制を緩和する方針です。
銀行法を改正して5%になっている出資比率の上限を見直すそうです。
上場株式が対象の見直しかと思ったのですが、そうではなさそうです。
企業や経営再建中の企業の株式を銀行が多く持てるようにすることが狙いとか。
 どうやらモラトリアム法の廃止で行き詰まる会社を銀行管理下で再建する・・
という構図が見えてきませんか?
 でも、これだけじゃ玉不足です。
そこで出てくるのが補助金や再生機構という打ち出の小槌です。
補助金の名前は「“小さな企業”未来補助金」といいます。
 ということで今回はこれでお終い。
続きは書くかも知れないし、書かないかも知れません。
補助金や再生機構の具体像がまだ見えて来ないからです。
もっとも今日のブログは僕の推測です。
はずれているかなあ。
【今回の推薦本】
宮本勝浩著 「経済効果」ってなんだろう?
 「経済効果」という言葉は、なんとなくわかります。
でも「経済効果」をどう算出したらいいのか・・・はさっぱりわかりません。
そんな人のために経済効果の計算を計算してみてくれるのが、この本です。
その対象は吉本興業阪神タイガース、AKB48からたま駅長、ウリ坊とみわちゃん、ダルビッシュ大阪マラソン東京スカイツリーから奈良の大仏まで・・
 たんなる経済効果の計算するだけでなく、シュンペーターの経営戦略をひもときながら計算してくれるので経営の勉強にもなります。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)