商品券の会計と税務 その2

ツミ撮影YT氏

 「あらゆる領収書は経費」なんて本、読んでます。
こういう際物本って売れてますよね。
僕も「あらゆる税金はゼロにできる!!」なんて本を書いてみたいな〜
懲戒になるかもしれませんが・・・( ̄□ ̄;)!!
 ところで商品券と似てるようで扱いが難しいのがポイントです。
というのは世に流通しているポイントは多種多様で、会計や税務の取扱いも一概には言えないからです。一部のポイントは前払式証票の供託を義務づけられてています。
 本日は商品券の法人税の取扱が主なテーマです。
まず商品券をいつ売上に計上するか・・・ですが、ギフト券が商品券等に該当する場合は「商品引換券等の収益計上基準」に従うことになり、該当しない場合は原則通り「商品等を引き渡した日」に収益計上することになります。
・具体的には以下の通りです。
 原則は商品券を発行をした時点で収益に計上します。この場合、期末の未引換券に係る引換に要する費用の見積計上ができます。
 商品引換券等をその発行年度ごとに区分して管理する場合には、税務署の承認を受けることで、実際に商品の引換等があるまで預り金として処理することも認められています。これをアグリーメント方式といってます。
 この場合はその発行事業年度の翌期首から3年を経過した日の属する事業年度終了の時、すなわち足掛け5年目の事業年度末における未引換券についてその時点で収益計上することが条件となっています。
 この場合でも、その商品引換券等について有効期限が定められている場合には、それ以前に有効期限が経過したものについてはその時点で収益に計上しなければなりません。
【今回の推薦本】
片山杜秀著「未完のファシズム
 日清戦争日露戦争を経て満州事変から日中戦争そして太平洋戦争へ、時代が下るほど日本は神がかっていきます。僕の嫌いな時代です。
天皇陛下万歳と叫びながらの玉砕戦略。
 我々の世代はドラマや映画で何度となくみてきた光景です。
ただ、どうしてそうなったのかは、なんとも理解できませんでした。
 本書はどうして日本人が神がかっていったかを、軍人の戦争哲学をたどることで紐解いていきます。 
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