キャピタルフライト

ヨタカ撮影YT氏

「人は石垣、人は城」
ごぞんじ「風林火山」の武田信玄ののことばです。
厳しい時代になれば、なるほど人次第ですね。
ところで・・・
昭和45年24.3% 平成23年 40.1%
昭和45年24.9% 平成23年 54.8%
 この数字が何かわかるでしょうか?
最初の数字が国民負担率。
後者が国債発行まで含めた潜在的国民負担率です。
財務省が発表してます。
僕が幼いころの国債はGDP比0.6%だったわけです。
それが今は14.8%。
 江戸時代の農民の年貢納入率は、四公六民と言われていました。
もちろん高い高い税金という意味です。
現在は既に55%なわけです。
 だから政治は増税路線をひた走ります。
GDPの15%を民間から国の収入に移したいわけです。
もう走り始めてしまいました。
この流れは止まりません。
 でも国際化の流れも止まりません。
お金が日本から逃げ出しはじめています。
キャピタルフライトです。
逃げることができないのは不動産です。
だから今度の相続税増税は大変です。
相続税増税は平成27年1月1日からの予定だそうです。
【今回の推薦本】
山本七平著「空気の研究」
 いまの若い人は「山本七平」も「イザヤベンダサン」も知らないのだとか・・。
そうだったのか・・。
日本を支配しているのは「空気」だと思いませんか?
いまになってもKYという言葉があるように「日本では空気に逆らうことはできない」
そんな国民性をもってます。
 それに抵抗するのが「水」という言葉。
でも空気に水を差しても態勢は変わりません。
僕を含めて日本人は「その場の空気に左右される」のです。
むかしは構造改革、いまは社会保障
そして今回のブログのテーマ、増税
これには逆らえません。
過去を「水に流して」いちから制度を作り直したいものです。
 ということで、本書でまず空気を研究しましょう。
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E7%A9%BA%E6%B0%97%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-306%E2%80%903-%E5%B1%B1%E6%9C%AC-%E4%B8%83%E5%B9%B3/dp/4167306034
(このブログは毎週木曜日に更新予定です)