2011.12.15
前回のブログでもかいたが、もう２３年も年末なのに１２月２日に２３年度税制改正が公布された。
正確には「経済社会の構造変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律」及び「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」
う〜ん。こんなの覚えられない（頭、悪すぎ！かなあ）
及びの後ろに復興法がついてるのがミソ。
これで法人税率はから現在の30%から2012年4月1日以後に開始する事業年度以降は25.5%に下がる。
でも3年間は後者の復興財源確保法によって10%あがるので2.55%が上乗せになって28.05%。
この10%は復興特別法人税という名称。
ふむふむ。
今日のブログは面白くないぜ。
【今回の推薦本】
西川善文著「ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録」
「不良債権と寝た男」といわれた元三井住友銀行頭取の西川善文氏。
ここで西川善文という名前がもう３回も出てきてしまったのが象徴的で、良きにつけ悪しきにつけ存在感のある方です。
この回顧録は日本の金融の裏面史でもあり、著者の不良債権との戦いの歴史です。安宅産業、平和相銀、イトマン事件、住専問題、ダイエーそして最後は日本郵政。
最後の日本郵政は志半ばでむりやり退場させられてしまいました。
日本の風土は改革派はよってたかって潰されてしまいます。
氏に最後通告したのは、イトマン事件の許永中被告との付き合いを度々指摘された亀井静香郵政・金融担当省だったのが、なんとも皮肉です。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)
