経理の基本用語 その1

ショウビタキ撮影YT氏

もう6月ですね。
震災の影響もあって新書の発売が遅れています。
本当は4月発売のはずでした。
今回で「経理シリーズ」5冊目です。
でも土壇場で発売できなかったりして・・。
いつも「これが最後の本かな・・」と思っています。
ある著名な会計士の先生が小学生を対象に「簿記教室」を開いています。
斬新ですよね。
ということで(?)本日は初心者向け経理の基本用語の解説です。
売掛金(うりかけきん):営業上の未入金です。
「掛け」とは後で支払う約束、つけ。
・買掛金(かいかけきん):営業上の未払金
・益金(えききん):法人税の所得(儲け、利益)を計算するときの収益
・会計伝票(かいけいでんんぴょう):金銭の出入や取引内容などを仕訳するための用紙。
仕訳伝票ともいう
・貸方(かしかた):複式簿記での仕訳の右側の勘定。
資産の減少、負債・資本の増加、収益の発生をここに記入する。
「貸している方」が語源。反対用語は借り方。
・借方(かりかた):複式簿記での仕訳の左側の勘定。
資産の増加、負債・資本の減少、費用の発生をここに記入する。
「借りている方」が語源。反対用語は貸し方。
 ということで、続きは、また気が向いたら書きます。
【今回の推薦本】
浜田和幸著「恐るべきTPPの正体」
 TPPについての本書の指摘は、先日推薦した日高義樹さんの本と同じだ。
どうもTPPの正体は、アメリカが成長著しいアジア市場において主導権を握る世界戦力の一環で進めている地域経済統合のようだ。経済産業省がいうような単純な話ではないらしい。
 どの国にも守りたい産業はある。如何に国益にかなうように交渉するかという現実的な判断が求められる。
 ペリーの率いる黒船、マッカーサーの占領軍に続く強制された開国論が「TPPの正体」で、日本はまたもや従うしかないのだろうか。
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