価値と価格

サンカノゴイ撮影YT氏

福島原発はどうなってしまうのか。
いまごろになってレベル7の評価。
東京電力と政府の対応はじれるくらいに遅い。
なのに計画停電だけは瞬時に決めた。
電車を止める必要はなかった。
おそらく原発プロパガンダ
それなのに、東電株は回復。
今日も戻している。それが日本。
 ということで、ひとりごとはこのくらいにして本題。
 会計学には「貨幣的評価の公準」という基本的な考え方があります。
例えば「資産を評価」しないと貸借対照表はつくれません。
 でも本当は「価格はひとつじゃない」のでやっかいです。
価格は、その人にとっての価値で決まります。
たとえば「建物の価値」にはみっつあるそうです。
1市場価値:売りに出した場合にいくらで売れるか。
2物理的価値:その建物があと何年使えるか。
3主観的価値:建物を持っている人が考えている価値。
 これが「時価主義」の難点です。
そう「時価はあるようでない」のです。


海にゐるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にゐるのは、
あれは、浪ばかり (中原中也

【今回の推薦本】
マルセル・ローゼンバッハ/ホルガー・シュタルク著「全貌 ウィキリークス
アメリカの外交文書流出事件は衝撃的でした。
ジュリアン・アサンジとは何者なのか。
なぜこのような事件を起こすことができるのか?
 ウィキリークスはすさまじい破壊力をもっています。
あらゆる国家権力を敵に回しながらリークを続けるジュリアン・アサンジは、ネットが生んだ鬼っ子なのでしょうか。
 でもジュリアン・アサンジは一線を超えてしまったようです。
あらゆる国家の敵になってしまったのかも知れません。
でも、これで終わりではないようです。
これからも無数の告発サイトが生まれては育っていくことでしょう。
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%A8%E8%B2%8C%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F/dp/4152091975
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