税務や会計を覚えるコツ

オカヨシガモ撮影YT氏

 いつもいくつかの本を並行購読してます。
いま読んでる本は・・。
「過年度遡及処理の会計・法務・税務」
相続税贈与税 土地評価」
「わしづかみシリーズ 新会計基準を学ぶ4」
「日本史の授業」
でも、なかなか進みません。
 新聞や本を読んでも、さっぱり頭に入らない。
新聞を読んでるつもりで、字面だけを追っている。
今日の新聞には何が載っていたっけ?
こんな経験は誰にでもあります。
 どうやって記憶に残したらいいのでしょうか?
私は「どう表現したら人に説明できるか」を考えます。
自分なりにもう一度、説明文章をつくってみます。
人に説明しようとすると自分が何をわかっていないかよく分かります。
 例えば「会計方針」を調べたとします。
それを誰にでもわかるように文章にしてみます。
「会計方針とは、決算書をつくるために採用した会計のルールや、手続き、表示方法です。
 例えば棚卸資産や有価証券の評価方法、固定資産の減価償却方法などが会計のルールです。勘定科目の名称などが表示方法です。
 会計方針の変える場合は次のことを、決算書に注記しなければなりません。
(注記とは決算書に文章で書き加えることです)
・会計方針を変更したこと。
・その変更によって決算書がどのくらい影響を受けたか」
 これで自分でもイメージがはっきりしてきます。
どうでしょう?
えっ、わかりにくい?
ふん、いいんだもんね。
自分で覚えるためなんだから(すねるなよ!)
【今回の推薦本】
井沢元彦著「学校では教えてくれない 日本史の授業」
この本の第五章は「なぜ、日本人は無謀な戦争に反対できなかったのか」
副題は「−危機管理ができない日本人の大欠陥」
この章の「戦争」を「原子力発電」という言葉に置き換えると
現在の日本の姿、そのままです。
不幸なことは語りたくないし、考えたくない。
原発は危険」といったら非国民。
プルトニウムは危険」といったら風評被害
上杉隆さんのようなジャーナリストを閉め出そうとするのが言霊信仰の国なのかも知れません(公式HPによると、なんでも無期限活動休止だそうです)
日本の大手メディアと欧米メディア、プルトニウム報道の“温度差” | 週刊・上杉隆 | ダイヤモンド・オンライン
いま、まさに同じ過ちを繰り返している気がします。
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(このブログは毎週木曜日に更新予定です)