自宅を売って損失が出たら

ウチヤマセンニュウ撮影YT氏

 109シネマで「ウォール・ストリート」を観てきました。
マイケル・ダグラスがいかしてます。
 それと西村健太さんの「苦役列車」を読みました。
芥川賞の作品を読むのは何十年ぶりです。
確か三田誠弘の「僕って何」以来。
期待はずれで、その後はずっと読む気になりませんでした。
苦役列車」はまさに昔よく読んだ「私小説」の世界でした。
私小説特有のリアリィティーがあって読み出すと止まりません。
ただ現在の私小説は昔以上に救いがないですね。
 さて本題です。
 買換のためにマイホームを譲渡して損失が生じた場合は、その損失を他の所得と通算して節税できる場合があります。
通算しきれなかった損失は3年間繰りこして控除することができます。
1.適用を受けられる場合
(1)買換の居住用財産について住宅ローンを組んで買換資産を取得し、取得した年の12月31日にローン残高があること
(2)買換のために取得した居住用財産に取得した年の翌年12月31日までに住むこと(または住む見込み)
(3)その年の所得が3000万円を超えないこと
2.申告手続
 この規定の適用を受けるには確定申告が必要です。
申告に必要な書類は下記の通りです。
(1)譲渡した土地建物等の登記事項証明書、売買契約書
(2)取得した買換資産の住宅借入金等残高証明書
(3)買換資産の所在地の住民票
 (2)と(3)の書類は居住用財産を譲渡した翌年中に買換資産を取得する場合は、その翌年の確定申告時期に提出することになります
尚、この特例と住宅ローン控除は併用できます。
ご不明な点があったら、お気軽にお問い合わせくださいね。
【今回の推薦本】
 クリス・アンダーソン著「FREE フリー」
あなたは「クラブ・ペンギン」を知っていますか?
本書はネットビジネスの教科書です。
読むと経営観が変わります。
著者は「ロングテール」という言葉を世に知らしめた「ワイアード」誌の編集長。
コモディティ化した商品は安くなり、その価値はよそに移っていく。
今日の知識労働者は希少性を求めてコモディティ化の川をさかのぼっていくが、それは昨日の工場労働者の姿であり、その前の農民の姿なのだ
・ゼロの経済学 競争市場においては、価格は限界費用まで下落する
・二一世紀のフリーはビット経済を基礎にしていて、コストを隠す必要などない。
ビットをアトムと同じように扱い、同じ制限があると考えるのはもうやめよう。
・ウェブの世界で最大の過ちのひとつが、収入源が広告しかない、と考えることだ。
今日ではフリーミアムが急速に広がっている。
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