君主論など

ミヤコ鳥の群 撮影YT氏

 人は1年サイクルで考える習慣がついてますね。
この時期になるとしみじみそう思います。
もう忘年会の季節ですね。
年齢と比例して、こういう機会がないと会えない方が増えてきます。
 最近、こころに残った名言。
 「常にお客様を喜ばせることだけを考えていればいい。
お金や成功は後からついてくるのです」
日能研理事長の小島勇さんの言葉です。
ときおり自分に言い聞かせないと、つい仕事の原点を忘れてしまいます。
目標は売上ではありません。売上は結果なのです。
 「世の君主たちがよほど思慮深くない限り、あるいは賢明な選択をしないかぎり、身を守ることの困難な一つの過誤である。
それは、他ならない追従者たちのことであって、世の宮廷は彼らに満ち充ちている」
マキャベリ君主論の一説です。
 これを少しアレンジしてみましょう。
「社長たるものは注意深く考えないといけません。
あるいは複数の方法があるときには慎重にならないといけません。
誤らずに正しい判断をして会社や自分を守らなければいけません。
そうした正しい判断を阻む困難な敵がいます。
それは他ならない社長の周りにたくさんいるゴマスリどもです。
会社にはゴマスリどもが満ち充ちているのです」
う〜ん。どうかな〜。間違った解釈かな〜。
ソロンさんに「ちと違うよ」と指摘されそな・・・。
【今回の推薦本】
 池田信夫著「使える経済書100冊 資本論からブラックスワンまで」
著者は「経済論争家」だそうな。
 悲しいかな多忙なビジネスマンは、経済学書を体系的に読む時間がない。
だから実践的ブックガイドでおおまかな流れと基本書を抑えておきたい。
自分がどのくらい読んでるかの目安にもなる。
因みに僕がよんだでいたのは100冊のうち、たった9冊でした。
 ところで、本書に「そうだったんだ・・・」と思ってしまった記述があります。
「ところが日本では、学会の大御所が“合理的期待一派は水際で阻止する”と公言して、そういう研究者を東大に帰さなかったため、日本ではケインズ派がながく生き残り、90年代には巨額の“景気対策が行われた”」
 学会の大御所って誰なんだろ?
知ってる人は教えてください。
http://www.amazon.co.jp/%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%9B%B8100%E5%86%8A-%E3%80%8E%E8%B3%87%E6%9C%AC%E8%AB%96%E3%80%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%8E%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%80%8F%E3%81%BE%E3%81%A7-%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BA%BA%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E4%BF%A1%E5%A4%AB/dp/4140883189/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1287965520&sr=1-1
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